例外の方が多い規則

s19 最終レート1964 420位

 

*この記事はSVのシーズン19レギュG(禁伝一体ルール)の構築記事になります。

後日談、というか今回のオチ。

どうも、なりかわです〜。

最高順位更新とはなりませんでしたが、三桁に残れたので構築記事書いていこうと思います。

[使用構築]

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[構築経緯]

 伝説のループの中で絶対的な強さを考える黒バドが一番強く、黒バドに対してミライドンが微有利の立ち位置であり、黒バドとミライドンの二強だと思っていた。本当はどちらも触れるべきだったが新しく構築を作るのがめんどくさく序盤に使った黒バドを使い続けた。

 黒バドを使うのに当たってミラーの同速勝負がしょうもないと感じたためスカーフで採用。スカーフバドを使うのに当たってサイクルチックな構築である方が活かせるため、サイクル構築を作ろうと決めた。サイクル構築を作るのにおいて受け駒を用意するのだが、自分は完全な受け駒を使いこなせる自信がなかったので回復技などを採用せず最低限の耐久+交代技のどちらかというと攻め気味なサイクルを使おうと決めた。

 ミライドン受けや黒バドの特殊禁伝を受ける駒としてチョッキゴリランダー、一緒に採用されるハッサムやパオジアンなどの物理に対してサイクルを回せるHBゴツメウーラオスを採用した。これらを採用する事によって、黒バドにつよいディンルーにわりと強くなってよかった。この三体を環境の5割ぐらいを占めるミライドンや黒バドに対する基本選出とした。

 この三体ではきつい構築に抗うために補完のポケモンを考えることとした。

 グライオン→ホウオウなどの受け系、テラパゴスなどの展開系、挑発のないオーロンゲやキラフロル展開に割と強め。

 オオニューラ→襷を構築に一体は入れたいので襷枠。元々は襷パオジアンを入れていたが、コライドンに対してテラス込みで諸説であり、ザシアンに弱く、途中増加した炎オーガポンに弱い。そこでテラス込みでコライドンに強く、ザシ対面もバドのアスビ圏内に入れることが出来、炎オーガポンにも強いオオニューラを投入した。ここまでキツめだった毒びしを回収できる見た目枠としても少しは役立ったかも。

 カイリュー→1番の諸説枠。最初は鋼テラス渦アンコを使っていたが役割対象のザシアンにも地面テラスの増加であまり強くなくなったので違うポケモンに変えようかなと思ったが、オオニューラを入れた理由と同様に炎オーガポンに強く出たくて型を変えて入れた。鉢巻を持つことである程度ディンルーにも圧かけられるかなと思っての採用。

 

[個体解説]

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HB-陽気コライドンの晴れ逆鱗確定耐えのつもりだったがダメ系アプリのミスで12.5%で落ちるみたい、+1陽気ザシアンの巨獣斬最低乱数切り耐え

HD-特化ミライドンのエレキフィールドイナドラ最低乱数切り耐え

S-臆病テツノツツミ抜き抜き

C-残り

 アスビ、サイキネ(orショック)は確定としてあと2枠は割と自由だと思ってる。

 地面テラバは黒バド対策tear2あたりのヒスイヌメルゴンアローラベトベトンガオガエン、ドドゲザンあたりに刺さる。あと、テラスを切ったあとのコライドンにも刺さる場面があった。地面テラスで1番刺さるのが対ミライドンに対してであり、相手視点からは見えずらい地面タイプでボルチェンを封じて上からアストラルビットを打てる。ミライドン➕オオニューラのような並びでボルチェンで削りエレキシードオオニューラでバドの上を取りバドを処理して来ようとする相手によく刺さった。また電磁波の拒否として使う場面もあった。

 アンコールに関してはレギュFであゆみんさんが結果を残してたクイタン+イエッサンのアンコールで崩しをケアしてるのを参考にした。伝説の積みによる崩しを考えた際伝説は先制技を持ってることが少ないため積みに対しては安全にアンコール出来る。自分自身がアンコールでこだわってしまうが基本選出のゴリラとウーラのとんぼや試合展開次第では身代わりで即勝ちに持ってくことが出来るグライオンにバックすることである程度ごまかせた。相手視点アンコに対して毎回つって来る人に見えてた。一定数いる高速移動➕積みに対してもゴリラのドラアタでsを下げてから、トンボすることで大体アンコ出来る。

 ノマテラに脅えながらプレイしないといけない点はやっぱり難しい点だなと思った。

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HB特化 あまり攻撃

 パオジアン・水ウーラに対しての受け枠。有利対面は基本トンボを押してた。パオジアンに対して遂行速度が速く隙を作りにくいのが良い。シーズン通してパオの零度で殺されることはほぼなかった。再生技がなく有限なので相手のカイリューハッサムなどのゴツメポケモンで削られそのまま役割を持てなくなる展開などがあったのが課題点だった。一定数いるパンチグローブ水ウーラオスもきつめだった。アーマガアよりも実数値的には硬いのは良いが、攻撃に努力値を振っておらず火力が全然出ないため落差に気をつけないといけない。テラスは炎オーガポン意識の毒。

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HDー臆病黒バドのアスビ二耐え

それ以外適当

 特に語ることがない枠。ミライドンはともかく黒バドに対してはギリギリなのでDに補正をかけてよかったかもしれない。グラスフィールドと黒バドを組み合わせることで地震神速のカイリューに対してすこし強く出れる。 

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調整に関してHBDの個体値が0の方が良かった。(誰か下さい)

 コライドンに対して初手だししてテラバでテロしてた。コライドンやザシアンに対しては対面的な選出がいいと思ったので技構成は対面性能を高めるために毒びしを入れなかった。コライドン対面はおそらくチョッキでsがオオニューラより遅い、襷ケアのスケショ、スカーフのトンボなどであり8割ぐらいフェアリーテラバで無償突破できた。スカーフでトンボを打つときだけ処理できないのでどのコライドンに対しても猫騙しから入っていた。意図としては、技スペースを一つ開示することでテラバの存在を減らす、スカーフで逃げられた時にバドの圏内に入りやすいよう、交代された時にテラスをきらなくて良いので猫騙しを打っていた。調整に関して個体値がゼロだったらブエナカミとかにも対面勝てそうなので絶対0の方がいい。

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Aーなるべく高く

HBー余り

HDーステロ+臆病バドのアスビ確定耐え

Sー無振りホウオウ抜き

 補完としての採用だったが、異なるカイリューの型で良かったと思うので竜舞アンコスケショを今なら採用するかもしれない。一番出していない枠。

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HBー無振りオーロンゲのソルクラを乱数で耐える

HDー臆病黒バドのアスビを受けて身代わりが残せる

Sー無振ルナアーラ抜き

Aー余り

 パラドックスを抜いた一般枠で一番強いと思っているポケモン。構築で欲しい地面枠でありながら、状況次第で即勝に持っていける。展開系の構築や受け系の構築に対してよく出した。型によるが基本的にカイリューに対して強いのがいい。ガチグマ意識の鋼テラス。シーズン通して使っていたが面白いポケモンだった。

 

[選出]

・対黒バド

初手ゴリラ+黒バド@1

・対ミライ

対黒バドの選出とおなじ、パオがいたらラオスを投げたい

・対コライ

初手オオニューラ+黒バド@1

・対ザシ

あまりまとまってないがオオニューラ、黒バドは出したいかも

・対白バド、

初手グライ+@2

 

[重いポケモン]

・ルギア、ルナアーラ

グライオンで誤魔化せない型が多くて辛い

・ゴツメハッサム

→ミライハッサムみたいな並びの場合最悪ゴリラがミライドンに役割持てなくても黒バドが対面ミライドンに勝てるかめゴリラハッサム対面で叩きを選択してもいいかもしれない。そうするとウーラの後出しが安定するようになる

剣舞ハッサム

ハッサムに対して遂行速度が早いポケモンがいないためボコボコにされる

・毒びし展開

→オオニューラを出して毒びしを回収してもいいが毒びし展開の構築に対してささってないことが多いので、オオニューラが居ることで毒びし役を出されないことを願うか、グライオン出して抗うしかない

 

[終わりに]

キツいポケモンに対してメタを入れても並び単位で刺さってないと裏のポケモンに対応されて役割を果たせないから構築作成は奥深いなと思った。初めてサイクル構築を使って3桁に残れたが今まで使ってきた対面、展開系と違って取れる選択肢が多く釣りなどのリスキーな行動を取りたくなるが長期的に見ると安定行動をもっと大事にすべきだと思った。

 

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